こちらのページでは
不動産賃貸歴10年
テナント専門不動産会社の
経営者が開業、
起業者の立場で
テナント物件を探すなら
「どのような方法で探すか」
不動産業界の裏事情など知った上での探し方。
ぜひ参考にしてみてください。
不動産会社を信頼せず自分で探す
（笑）．．．
これは不動産業界のシステムが理由です。
特に新規開業、独立、起業をこれから目指す方はこの内容に当てはまります。
不動産会社目線
・住居賃貸に比べて時間がかかる=費用対効果が悪い
・売買物件に比べて時間がかかり、利益が少ない=費用対効果が悪い
・専門知識も必要なため、めんどくさい
・給料が歩合制が多い=あまりやりたくない
テナントをお探しのお客さまからよく聞くことば
「やる気がない、、、」
「物件が送られてこない、、、」
「真剣に探してくれない、、、」
そういうことです（笑）
理由はシステムにあるということです。
なので、「不動産会社を信頼せず自分で探す」になります。
ただし、探している条件が明確で賃料も高く、
物件さえあれば「すぐ決める」であれば
営業マンもやる気が出ますので
任せるのもアリです（笑）
しかし、
この業界で10年以上働いておりますが、
本当に信頼できる営業マンは
限りなく少ないです。
なので、どちらにせよ
私は自分で探します（笑）
が、
もし信頼できそうで有能な営業マンが見つかった場合は
任せることが大切です。
その理由はのちほどご説明いたします。
では具体的な物件の探し方をご紹介したいと思います！
探している物件の条件を明確にする
明確に決まっている方はコチラは飛ばしてください。
好条件のテナント物件を決めるためには、
まず探しているテナント物件の条件を明確にすることが重要です。
・なんとなくイメージできているかどうか
・テナント物件に求める優先順位がつけれているかどうか
探している条件が明確でない方は事業を始めてもうまくいかないケースが多いです。
なぜなら
探している条件が明確=事業が明確=マーケットが明確=集客方法がイメージできている
だからです。
逆に自分が探しているテナント物件が明確ではない方は
事業自体がそもそも明確でないということです。
明確でなければ自分にとって好条件が何かすらわかりません。
単に賃料が安ければ好条件というワケではありません。
住居と違い、事業を成功するためにテナント物件があり、
事業によって好条件は変わってきます。
さらに条件が明確でなければ、
せっかく良い物件が出てきても物件を決めることができません。
なぜなら何が良いかが明確でないからです。
「他にももっと良い条件があるかも」
と、迷ってしまいます。
例えば私の場合
・完全予約制の不動産会社→集客はネット→路面店でなくて良い→駅から近くて安いことが好条件
ごくごく当たり前のことですが、
意外に決まっていない方が多いです。
まずは自分の事業を明確にすることが重要です。
なんとなくで探されている方はぜひ明確にしてみて下さい。
決断力も上がり、好条件のテナント物件を掴みやすくなります。
そして事業の成功率も確実に上がります。
融資の可否にも関わってきます。
ビジネスセンスが天才的であれば
テナント物件からビジネスを決めて始めることも可能だと思いますが、
初の開業、独立であればやはり明確にするべきだと思います。
個人の考え方なので絶対ではありませんが、
今までお客様をみてきた経験上でお薦めです！！
具体的なテナント物件の探し方
お待たせいたしました！
それでは具体的な物件の探し方です！！
1.ポータルサイトを毎日チェックする（笑）
当たり前すぎて申し訳ございませんがマチガイなく、これです！！
私もほぼ毎日10サイトはチェックしております！！
さまざまなサイトをチェックしてみましたが、
ほぼ同じ物件が掲載されていることが多く、
この5サイトをチェックしておけばほぼOKです。
※地域差はあるかと思います。
居抜き専門のサイトや工場、
倉庫専門のサイトがありますが、
正直あまりお薦めではありません。
理由としては更新頻度が遅い。
「いつの物件やねん」
という物件が掲載されていることが非常に多い。
そして、そういったサイトに掲載されている物件で
空いている物件はお薦め5サイトに掲載されています。
ということで上記5サイトを毎日チェックしておけば、
ほぼ全ての物件をチェックすることができます。
スピーディーにチェックする方法
・条件を明確にする
・ブックマークに登録
・検索条件を保存
・毎日見る ※新着だけ見ればOK
各サイトで再検索しやすい機能がついていますので
毎朝チェックしても5分もかからないと思います。
私自身は川越市内のテナント物件をチェックしていますが10サイトでも15分かかりません。
な、の、で、テナント物件の探し方はポータルサイトをチェックするです。
これが時間もかからず最も効率的に物件を探す方法です。
当たり前すぎて申し訳ございません（涙）
そして！！
具体的な物件の探し方vol.2
地元不動産会社を片っ端から周る
駅前や1F路面店、居抜き物件など、
超絶好立地な物件がどうしても必要で
時間を割ける方には有効な手段です！！
2.地元不動産会社を片っ端から周る（週1～2を最低でも1ヶ月）
ポイント
1.条件を明確に伝える（わかりやすく）
2.条件がでたらすぐ決めることを伝える
3.笑顔で愛想よく
イメージは不動産会社に営業に行く感じです（笑）
だから愛想よく笑顔で仲良くなることを意識してください。
時間と気合いと根性が必要ですが、
超絶好立地物件を掴むためには有効な手段です。
なぜなら、好条件ですぐ決まってしまうような物件は
ネット上に物件情報が出る前に内々で決まってしまう可能性が高いからです。
その情報を掴むためには、
まわってまわってまわりまくるしか方法はございません。
なぜ週1も？と思うかもしれませんが、
実際に事例があります。
私の友人は居酒屋開業のために、
地域の不動産会社をすべてまわりました。
が、、、
連絡は1件もなかったそうです。
もう5年は経っていますが
その後も1件もない、、、
そういうことです（笑）
先程もご説明しましたが、
それくらい新規開業で安い賃料というのは
不動産会社にとってメリットが
少ない=めんどくさい
な、の、で
週1.2で最低1ヶ月です。
そして
探している条件を明確にわかりやすく！！
そして出たらすぐ決める！！と伝える
さすがに週1で1ヶ月通われたら、
条件に合う物件が出てこれば教えてくれる可能性が高くなります。
では電話ではダメなのか？？
絶対にナシではないと思いますが、
可能性は格段に落ちると思います。
超アナログな方法ですが、
現段階ではこの方法が有効です。
物件探しも営業能力が必要ということです。
でも逆にそれができる人は開業しても
うまくいくと思います！！
不動産業界も徐々にDXが進んでいると思いますが、
他業界に比べて圧倒的に遅いですし、
これからも遅いと思います。
不動産業界はしがらみが多いですからね（笑）
最後に具体的な探し方vol.3
できる営業マンを見つける
実はテナント仲介において、
仲介に入る営業マンの役割は重要です。
住居の仲介よりも営業マンの影響力は大きいです。
なぜか？
テナント仲介は住居仲介と違い
交渉のできる幅が広く、状況判断も重要になります。
例えば
・フリーレント（賃料無料期間）
・造作物撤去 or 買取 or 譲渡
・状況に応じた条件交渉
※すぐ決まってしまうようなテナント物件に大きな交渉をすれば、
貸主は他の借主を選んでしまいます。
などなど、専門知識も必要で尚且つ、
状況を把握し、適度な条件交渉が必要です。
できる営業マンのポイント
・お客様目線の提案
・理解力が高い
・対応がスピーディー
・約束守る
※不動産仲介は借主もお客様ですが、貸主、管理会社もお客様
なのでお客様（借主）の信頼を得れない=貸主、管理会社の信頼も得れない。
つまり、交渉事も弱くなります。
できる営業マンが見つかれば、
その営業マンにすべて任せるとストレスなく、
テナント探しができるようになります。
例えば、ポータルサイトで気になる物件を見つけた場合でも、
その営業マンに連絡し、自分が開業しようとしている内容が可能かどうか
必要な設備は整っているか等を確認してもらうようにします。
そうすることによって何度も同じ説明をしなくても
良くなりますし、有利に進めてもらえる可能性が上がります。
ということで、
これが10年以上不動産業界で働いてきた
プロのテナント物件（開業、起業ver.）の探し方です。
是非参考にしてみてください！！
そして！！
川越市のテナント物件をお探しのお客様は
弊社にお任せください（笑）